仮想通貨取引所で取引!取引所の仕組みや注意点を解説

暗号通貨・仮想通貨

老後に向けた資産構築などにも期待できる仮想通貨投資ですが、興味を持ち始めた方の中には「どこで取引を始めるのか?」といった疑問を抱いているのではないでしょうか。

仮想通貨投資を始める方法は複数ありますが、初心者でも始めやすい方法は、
セキュリティ対策が施されている信頼性の高さや、取引に関するフローを簡略化してくれる「仮想通貨取引所」を利用することです。

そこで今回は、仮想通貨投資を始める方に必須の基礎知識、取引を始める方法と仮想塚取引所の基本から注意点についてご紹介します。

仮想通貨投資を始める方法

仮想通貨投資を始めるためには、パソコンなど環境を整える必要があります。また、紙幣や硬貨はありませんので、必ずインターネット経由で取引するのが特徴です。

まずは仮想通貨投資を始めるための準備から、どのような取引方法があるのか順番に解説します。

仮想通貨投資を始めるために必要なもの

仮想通貨投資を始めるためには、こちらの機器などを準備する必要があります。

  • パソコン(スマホやタブレットでも可)
  • 通信回線に契約
  • 仮想通貨の保管用ウォレット

つまりインターネットに接続されている環境で、パソコン・スマホ・タブレットいずれかの端末があれば仮想通貨投資を始めることが可能です。

また、ウォレットとは、仮想通貨を保管するための財布のようなものです。ウォレットはインターネット経由でソフトウェアをインストールする方法や、USB程の大きさで作られた物理的に存在するウォレットを購入する方法などがあります。

仮想通貨投資を始める方法は複数ある

仮想通貨投資を始める方法と調べると、「仮想通貨取引所で始める!」などのような情報を見かけるかと思います。確かに間違っていませんが、正確には仮想通貨取引所以外でも取引を始められます。

仮想通貨投資・送金方法を、こちらにご紹介します。

  • 個人間取引
  • ICO
  • 仮想通貨取引所

仮想通貨には、それぞれ固有のアドレスが付けられているので、個人間でも自分と相手の間でアドレスを共有すれば送金できます。メリットは取引所と違い、手数料を別途差し引かれないことでしょう。しかし、個人間で取引するため送金トラブルに発展する可能性や、取引所よりも手間のかかる点がデメリットです。

ICO取引とは、仮想通貨取引所に上場していない(公開されていない)通貨を購入できるシステムです。

また、ICOは通貨を発行して、ビットコインなどメジャーな通貨で資金調達する新しい資金調達方法として注目されていてベンチャー企業や個人が導入しています。購入者側のメリットは、新しい通貨を早い段階で手に入れられるところです。

しかし、詐欺プロジェクトもあるため見極めが難しく、初心者にはハードルの高い内容でしょう。

仮想通貨取引所とはIT企業などが運営している取引所のことで、仮想通貨売買の仲介や面倒な手続きの代行を行っています。

仮想通貨取引所で始めるのがおすすめ

主に3つの取引方法から選べますが、初心者には仮想通貨取引所で始めることをおすすめします。

なぜなら、以下のメリットがあるからです。

  • 取引の準備(口座開設手続き)から取引開始まで簡単
  • 仮想通貨を受取れないなど詐欺リスクが極めて低い
  • 操作が簡単

個人間取引は第三者によるチェックがないためトラブルに発展しやすく、ICOは詐欺プロジェクトも混じっている難しい内容です。

一方仮想通貨取引所は詐欺のような通貨を取り扱っていませんし、口座開設から取引・注文を簡略化させているため、プログラムを知らない方も簡単に操作できます。

仮想通貨取引所の特徴

続いて仮想通貨取引所の仕組みと特徴について、分かりやすく解説します。仮想通貨取引所は、さまざまな企業が運営している取引所です。

株式投資にたとえると証券会社のようなイメージです。しかし証券会社と違い、市場が各取引所で独立している点など、さまざまな特徴があります。

企業が運営している取引所のこと

仮想通貨取引所とは、仮想通貨の売買に関する仲介や運営側が投資家と取引を行うなど、仮想通貨の売買に特化した取引所です。

運営企業は金融に関連する企業や証券会社、通信企業などさまざまな業種から参入しています。また、仮想通貨取引所の設立に関する法的な規制は各国によって全く違います。

国内の場合は資金決済法の改正が行われ、顧客の資金管理やセキュリティ対策など複数の厳しいチェック項目が設けられました。更に金融庁からの認可がなければ、開業・運営できなません。

運営側には大変な内容ですが投資家にとっては、厳しい審査に通過した取引所のみ利用できるのがメリットです。

取引所と販売所に分かれている

仮想通貨取引所には、取引所と販売所と呼ばれる2種類の取引方式を用意しています。

仮想通貨取引所の取引所方式とは、仮想通貨取引所が個人投資家同士の売買を仲介する運営方式です。

一方、仮想通貨取引所の販売所方式とは、投資家と仮想通貨取引所の間で売買を行う運営方式です。つまり仮想通貨取引所が、仲介者となるか取引相手になるかといった違いがあります。

そして各仮想通貨取引所は、以下のような運営方式に分かれています。

  1. 取引所と販売所どちらも用意
  2. 取引所のみ
  3. 販売所のみ

なぜ3種類に分かれているのか明確な理由は不明ですが、各企業の運営規模や方針、資金量によって違いがあると考えられます。

仮想通貨取引所は国内と海外の2パターンに分けられる

仮想通貨取引所は、大きく分けて国内と海外の2パターンに分けることができます。

国内取引所は金融庁からの厳しい審査を通過した取引所のみ運営でき、海外は国によって事情が異なります。

また、一般的に以下のような違いや特徴があります。

  • 国内取引所:セキュリティ対策として本人確認が必須、通貨の種類が少ない(5~10種類)、レバレッジ倍率が4~5倍と低い
  • 海外取引所:本人確認なしが多い、取り扱い通貨50・100種類以上と豊富、レバレッジ倍率100倍や1000倍と高い

レバレッジ倍率とは、~~~簡単におさらいを追加

レバレッジとは倍率のことで、自己資金の4倍や5倍といった取引を行えるシステムです。利益と損失どちらも4倍や5倍になるため、ハイリスク・ハイリターンな取引という特徴があります。かな?9記事目より

他にも多数の違いがあります。

簡単に説明すると国内取引所は安全性や手続きを重視、海外取引所は利便性重視といった傾向が強いです。

もちろん海外取引所の中にもセキュリティ対策を厳重にしているケースはありますし、国内取引所もコインチェック事件(2018年に発生・現在は復旧)のようにハッキングされている事例があります。

最終的にどちらを選ぶかは、個人の判断にゆだねられます。

②仮想通貨取引所選びの注意点!

これから仮想通貨取引所を選ぶ方に向けて、最低限押さえておくべき注意点を解説します。

認可済み取引所から選ぶ

国内の仮想通貨取引所から選ぶ場合は、認可済み取引所から選ぶことが必須です。

認可済み取引所とは、金融庁から開業・運営の認可を受けた仮想通貨取引所のことで、金融庁の公式サイトから確認できます。また、認可済み取引所を選ぶ理由ですが、法的に定められた安全対策や管理方法を守っているので、信頼性が高いと考えられるからです。

一方無認可の仮想通貨取引所は、誰が運営しているのか分かりませんし、どのような運営をしているのかも不明です。

無認可取引所は、金融庁へ申請を行ったものの却下されたパターンと、そもそも申請していないパターンの2種類に分かれます。特に危険なパターンは後者の申請していない取引所です。

詐欺グループがダミー取引所を立ち上げ、個人情報の収集をされるなど犯罪に巻き込まれる可能性もあります。

例えば以下のような仮想通貨取引所は認可済み取引所ですので、必ず認可済みから選びましょう。

  • ビットバンク
  • DMM.Bitcoin
  • GMOコイン
  • ザイフ
  • タオタオ
  • コインチェック
  • ビットフライヤー

直近のトラブルを確認

認可済み取引所の中には、ハッキング事件が発生したパターンもあります。最近ではビットポイントやコインチェックへのハッキング、および仮想通貨流出事件です。

トラブルや事件が発生した取引所は、一時的に出金手続きや取引停止措置を実施しているため取引が難しい状況になってしまいます。また、完全復旧には半年から1年以上かかることが多いです。

ですので仮想通貨投資を始める時は、トラブルの発生していない認可済み取引所を選びましょう。

【まとめ】仮想通貨取引所は取引を簡単に始められる場所のこと!

仮想通貨取引所とは、仮想通貨の売買環境を整えたり仲介業務を行ったりしています。また、運営企業が取引や資金を管理しているので、個人間取引やICOと比較してトラブルが発生する可能性は低い傾向です。

しかし、コインチェックやビットポイントなど、認可済み取引所でもハッキング事件が発生することもあるため、日頃から個人でできるセキュリティ対策を実行しましょう。

仮想通貨投資に興味がある方は、仮想通貨取引所をしっかり選ぶことも大切ですよ。

今日もたくさん書いたペン!

それでは!

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